ポスターの保管方法を徹底解説!きれいな状態を長持ちさせる収納のコツ

お気に入りのアニメや映画、アーティストなどのポスターは、できるだけきれいな状態で長く保管したいものです。
しかし、何となく丸めて置いていたり、押し入れにそのまま収納したりすると、巻き癖や折れ、色あせ、カビなどが発生する可能性があります。
ポスターの状態を保つためには、枚数やサイズ、飾るかどうかに合わせて適切な保管方法を選ぶことが大切です。
本記事では、ポスターの代表的な保管方法から、紫外線や湿気への対策、避けたい保管方法まで詳しく解説します。
お気に入りのポスターをきれいな状態で保管したい方は、ぜひ参考にしてください。
ポスターの代表的な保管方法

ポスターの保管方法には、ポスターファイルへ入れる方法や平置き、額装、紙筒を使った収納などがあります。
どれが適しているかは、ポスターの枚数や大きさ、鑑賞する頻度、収納スペースによって異なるため、一概に決められません。
ここでは、ポスターの代表的な保管方法を紹介します。
ポスターファイルに入れて保管する
複数枚のポスターをまとめて収納したい場合は、専用のポスターファイルが便利です。
透明なポケットへ1枚ずつ収納できるため、ポスターを折ったり丸めたりせず、平らな状態を維持しやすくなります。
また、ページをめくるように内容を確認できるので、コレクションを定期的に鑑賞したい人にも向いているでしょう。
ただし、B2やA1など大型サイズになるほどファイル自体も大きくなります。
なお、購入する際は「B2対応」などの商品名だけで判断せず、ポスターの実寸とファイルの内寸を確認してください。
平置きして保管する
巻き癖を付けたくない場合は、ポスターを広げたまま平置きする方法もあります。
サイズより少し大きなケースや丈夫な台紙などを使用し、ポスターが曲がらない状態で収納するとよいでしょう。
もし、何枚か重ねる場合は、出し入れする際に表面を擦らないよう注意が必要です。
一方、大型ポスターを平置きするには広い収納スペースを確保しなければなりません。
また、ポスターの上に重い荷物を載せると、跡や折れにつながる可能性があります。
収納場所を決めたうえで、圧力がかからない状態を保ってください。
フレームに入れて保管する
特に、お気に入りのポスターは、ポスターフレームへ入れる方法も選択肢です。
フレームに収めれば、壁に直接貼る場合と比べて、擦れや破れなどの物理的なダメージを抑えやすくなります。
そのまま飾って鑑賞できるのもメリットでしょう。
ただし、フレームに入れれば劣化を完全に防げるわけではありません。
飾る際は直射日光が当たる窓際を避け、必要に応じてUVカット仕様の表面カバーも検討してください。
なお、巻き癖がある場合も、アイロンなどで無理に伸ばさず額装することが大切です。
紙筒やポスターケースに丸めて保管する
収納スペースが限られている場合は、ポスターを丸めて紙筒や専用ケースへ入れる方法があります。
大型のポスターでも省スペースで収納できるため、短期間の保管や持ち運びにも使いやすいでしょう。
なお、そのまま置くより、筒に入れたほうが折れや汚れも防ぎやすくなります。
また、丸めて保管する場合は、ポスターへ強い力がかからないよう注意し、紙の状態やサイズ、保管スペースに応じて平置きやファイルなども検討しましょう。
輪ゴムやひもを使って強く締め付けたり、直径が小さくなるように無理に丸めたりするのも避けてください。
ポスターが劣化する主な原因

適切なケースやファイルへ収納していても、保管する環境によってはポスターの劣化が進むことがあります。
特に、注意したいのが、紫外線を含む光、湿気、折れや擦れなどの物理的なダメージです。
ここでは、ポスターが劣化する主な原因を紹介します。
紫外線や強い光による色あせ
ポスターを窓際など日光が当たりやすい場所へ長期間置いていると、印刷面の色あせや紙の変色につながります。
国立国会図書館でも、光のエネルギーは資料の化学的な劣化を進めるとしており、保存環境では資料へ照明が当たる時間を減らす対策を行っています。
そのため、ポスターは直射日光が当たらない場所で保管するのが基本です。
もし、飾りながら保存したい場合は窓から離れた壁を選び、UVカット仕様のフレームなどを活用するとよいでしょう。
大切なポスターほど、光にさらす時間を減らす工夫が必要です。
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湿気による波打ちやカビ
紙でできたポスターは周囲の湿度の影響を受けやすく、湿気の多い環境では波打ちやシミ、カビなどが発生するおそれがあります。
特に、押し入れやクローゼットの下段、窓の近く、水回りの周辺などは、保管環境を確認しておきたい場所です。
なお、国立国会図書館では、紙を含む資料の保存では低温・低湿で変動の少ない環境が望ましいとし、湿度が恒常的に65%を超えるとカビ発生の確率が高まることを目安の1つとして紹介しています。
湿度計や除湿剤なども活用し、高湿度が続かない環境を整えましょう。
折れ・擦れ・圧迫によるダメージ
ポスターは保管環境だけでなく、収納時に加わる力によっても傷みます。
例えば、ポスターを直接重ねて何度も出し入れすると、印刷面が擦れたり、角が折れたりするかもしれません。
また、収納ケースの上へ重い物を置けば、ポスターに跡が付く可能性もあります。
そのため、できれば1枚ずつポケットや保護袋へ収納し、直接擦れ合わない状態にすると安心です。
大型ポスターを収納する場合は、ケースやファイル自体が曲がらない置き場所を選び、荷物の下敷きにならないよう整理してください。
ポスターを長くきれいに保管するためのポイント

ポスターの保管では、「収納用品に入れれば終わり」と考えず、取り扱い方や収納場所にも注意することが大切です。
特に、手で触れる回数が多いポスターや長期間収納するコレクションは、ちょっとした扱い方の違いが折れや汚れにつながる場合があります。
ここでは、ポスターを長くきれいに保管するためのポイントを紹介します。
ポスターのサイズに合った収納用品を選ぶ
まず、確認したいのがポスターのサイズです。
一般的なポスターにはA3・A2・A1・B3・B2などさまざまな規格があり、収納用品も対応サイズが異なります。
ただし、ケースの外寸がポスターより大きくても、フレーム部分やとじ代によって実際の収納スペースが狭い商品もあるでしょう。
そのため、ファイルやケースを購入する際は、商品の外寸ではなく収納部分の内寸を確認することが重要です。
ポスターよりわずかに余裕のある商品を選べば、出し入れする際に角を引っ掛けたり、無理に押し込んで折ったりするトラブルを防ぎやすくなります。
直射日光と湿気を避けられる場所に収納する
ポスターの収納場所には、直射日光が当たりにくく、湿気や温度変化が少ない場所を選びましょう。
特に、日差しの強い窓際や結露しやすい場所は避けることが基本です。
また、押し入れやクローゼットに保管する場合も、湿気がこもっていないか定期的に確認してください。
なお、除湿剤を使用する場合は、液体が漏れたりポスターへ直接触れたりしない位置に設置します。
収納場所を定期的に換気するのも方法の1つです。
暗い場所であっても湿気が多ければカビにつながるため、遮光と湿気対策の両方を意識することが不可欠です。
定期的にポスターの状態を確認する
長期間保管するポスターも、ケースへ入れたまま何年も放置するのはおすすめできません。
収納場所の湿度が変化していたり、ケースの内部へ湿気が入り込んだりする可能性があるためです。
そのため、定期的に状態を確認すると、カビやシミ、変色などの異変にも早めに気付きやすくなります。
なお、確認する際は、カビやシミ、変色、波打ち、虫害などがないかをチェックします。
特に、梅雨から夏にかけては湿度が上がりやすいため注意が必要です。
収納ケースや除湿剤の状態も併せて確認し、必要に応じて保管環境を見直してください。
ポスターの保管で避けたい方法

ポスターは一度強い折り目や傷が付くと、完全に元の状態へ戻すのが難しくなります。
巻き癖などを直そうとして行った作業が、かえって紙や印刷面を傷めてしまうケースにも注意しなければなりません。
ここでは、ポスターの保管で避けたい方法を紹介します。
ポスターを折りたたんで収納する
収納スペースを小さくするために、ポスターを二つ折りや四つ折りにするのは避けるほうが無難です。
紙へ一度強い折り目が付くと、広げた際にも線が残りやすくなります。
なお、印刷面が折れた部分では、インクや表面加工にも負担がかかる可能性があります。
もし、大型ポスターをコンパクトに収納したい場合は、折るのではなく大きなファイルや紙筒などを使用してください。
スペースを確保できるのであれば、平置きも選択肢です。
特に、限定品やサイン入りなど代替しにくいポスターでは、折り目を付けない保管方法を優先するとよいでしょう。
アイロンや水分を使って巻き癖を直す
丸めていたポスターを広げた際に巻き癖が残っていても、自己判断でアイロンやドライヤーを当てたり、霧吹きで水分を加えたりするのは避けるほうが無難です。
紙質や印刷方法によっては、熱や水分の影響で変形や波打ち、にじみなどにつながるおそれがあります。
そのため、まずは清潔で平らな場所へ置き、紙へ負担をかけずに状態を確認してください。
なお、巻き癖が強いポスターや古いポスターは、無理に力を加えて広げず、状態に応じて専門家へ相談することも検討するとよいでしょう。
テープで直接固定したまま長期保管する
壁へ飾るために、ポスターの印刷面や裏面へ粘着テープを直接貼り付ける方法にも注意が必要です。
時間が経過すると粘着剤が残ったり、剥がす際に紙の表面まで傷めたりすることがあります。
また、画びょうを使用すれば穴が残ってしまうでしょう。
そのため、できるだけ状態を保ちたいポスターは、専用フレームやファイルなど、ポスター自体を傷つけにくい方法で管理してください。
なお、額装する場合も無理に四辺をテープで固定せず、作品の状態に合わせた方法を選ぶことが大切です。
ポスターの保管方法に関するよくある質問

ポスターの保管では、「丸めたままでも問題ないのか」など、収納方法に関する疑問が生じやすいものです。
ポスターのサイズや保管期間、大切さによって適した方法は変わるため、それぞれの特徴を理解して選びましょう。
ここでは、ポスターの保管方法についてよくある質問に回答します。
ポスターは丸めたまま保管しても大丈夫ですか?
短期間の保管や持ち運びであれば、紙筒やポスターケースへ丸めて入れる方法も利用できます。
しかし、長期間丸めていると紙に巻き癖が付き、広げた際に端が浮いてしまうことがあります。
そのため、状態をできるだけ維持したいポスターには、ファイルや平置きによる保管が向いているでしょう。
どうしても丸めて収納する場合は、小さくきつく巻かないことがポイントです。
また、輪ゴムを直接巻いて強く締め付ける方法は避け、ポスターケースなど外部から圧力が加わりにくい収納用品を利用してください。
丸まったポスターの巻き癖はどうすれば直せますか?
巻き癖が付いたポスターは、無理に反対方向へ折ったり、熱や水分を加えたりせず、まず平らな場所へ広げて様子を見ましょう。
平らな保護材などで負担が偏らないように押さえながら保管すると、状態によっては巻き癖が落ち着くことがあります。
ただし、古いポスターや希少品、サイン入りなどは自己流で修復せず、専門店へ相談することも検討してください。
ポスターを保管するのに適した場所はどこですか?
ポスターの保管には、直射日光が当たらず、湿度や温度の変化が少ない場所が適しています。
暗い場所でも湿気がこもるとカビの原因になるため、クローゼットや収納棚では床へ直接置かず、定期的に状態を確認しましょう。
また、荷物を重ねて圧力をかけないことも大切です。
ファイルや平置き、フレーム、紙筒などから保管方法を選び、遮光・湿気対策・折れや擦れの防止を意識してください。
長期間保管する場合も定期的に確認すると、カビや波打ちなどの異変に早く気付けます。
まとめ|ポスターに合った保管方法を選んできれいな状態を長持ちさせよう

ポスターをきれいな状態で保管するには、サイズや枚数、保管期間に合わせて、ファイルや平置き、フレーム、紙筒などから適した方法を選ぶことが大切です。
また、直射日光や湿気、折れ、擦れを避け、温度や湿度の変化が少ない場所で保管しましょう。
なお、巻き癖を直すためにアイロンや水分を使用すると、紙を傷めるおそれがあります。
収納用品だけでなく保管場所や扱い方にも注意し、定期的に状態を確認しながら、大切なポスターを長く楽しめる環境を整えてください。
この記事を監修した人
澤口高志
Prozy株式会社常務取締役 株式会社starozy代表取締役 株式会社Palomba代表取締役
イタリア生まれ。小売・商社での商品企画・経営企画を経て、年商100億円規模の企業で社長室長として事業戦略の立案・推進を担う。新規EC事業を立ち上げ、2年間で年商6億円規模へと成長させる。 2023年8月、Prozy株式会社の創業に参画し、常務取締役に就任。併せて株式会社Palomba、株式会社starozyの代表取締役および複数企業の経営顧問を兼任。 経営戦略からEC・物流・DX、組織開発まで幅広い知見と実務経験を持ち、「戦略と現場をつなぐ実行型経営者」として企業の成長を支援する。
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